共同運営
自分たちの子どもが育つ場だから、自分たちの手でつくりたい。
保育園とは、「子どもを預けて、親は仕事に出かけるモノ」という思い込みに私たちは囚われていないでしょうか?
ももの木保育園の考える保育とは、
「親の時間を生み出すためのヘルプ」ではなく、
「子どもの育ちを最大限に引き出す場」と捉えています。
だから、ももの木保育園のスタッフも親も、
「子どもの育ちを最大限に引き出すために、どういう保育園であればいいか」
を
自分たちの頭で考え、話し合い、
自分たちの手を動かして、みんなで作り上げています。
それが
「共同保育・共同運営」に込めた思いです。
だからこそ、ももの木保育園では、
バザーや文化事業を通して保育所を運営するための資金を集めたり、
子どもたちが使うプールや遊具を自らの手で作り上げたり、
夏祭りで盆踊りをするためのやぐらを自分たちの手で立てたり、
「なんでも自分たちの手で作り上げる」
ことを大事にしています。
自分たちの子どもが育つ場だから、自分たちの手でつくりたい。
それがももの木保育園の親がみな持つ思いです。
共同運営
<共育> 【子も親も「共に」育ち合う場】
私たち、ももの木保育園は、
子どもを「ただ預けるだけ」の保育園ではありません。
子どもを「あふれる意欲・しなやかな体・仲間を思いやる心、豊かな感性」を持った人に育てるために、
斎藤公子さんの「どの子も育つ、育てる保育」を実践している保育園です。
健常な子も弱さを持つ子も、動物も自然も、そして、
子も親も「共に」育ち合う場
<共育>の場です。
そのためには、私たち自身が「子どもと共に」成長していく気持ちが大切です。
「親が育てば子も育つ」ことを実践で学びながら
「子どもと共に、仲間と共に」自分も成長できる保育園です。
<協育> 【共同(協働)運営による事業活動】
私たち、ももの木保育園は、一部の事業において公的補助がありません。
様々な世帯・職員・OBの皆さんが関わって、
・保育・学童事業
・児童発達支援事業
・各事業部活動
等を、共同(協働)運営しています。
わたしたち一人ひとりが運営者です。
仕事も子育ての環境も、できることも、それぞれ違います。
皆が、いそがしい中での活動です。
だからこそ、仲間と協力し合って、それぞれが、できることを、
できる範囲で最大限に、貢献し合っていく気持ちが大切です。
「迷惑をかけない」のではなく
「迷惑をかけあって、助け合う」、
お互い様のコミュニティです。